2017~2018年度に、メンバーが中心となって「生態系と歴史記憶を活かした景観再生 ―持続可能性とレジリエンスを高める震災復興」(公益財団法人日本生命財団 環境問題研究助成)のプロジェクトを進め、調査研究やフォーラムなどを開催してきました。この度、成果を書籍にまとめ、東京大学出版会から出版しました。ぜひ御覧ください。
出版社HP: http://www.utp.or.jp/book/b555765.html
2017~2018年度に、メンバーが中心となって「生態系と歴史記憶を活かした景観再生 ―持続可能性とレジリエンスを高める震災復興」(公益財団法人日本生命財団 環境問題研究助成)のプロジェクトを進め、調査研究やフォーラムなどを開催してきました。この度、成果を書籍にまとめ、東京大学出版会から出版しました。ぜひ御覧ください。
出版社HP: http://www.utp.or.jp/book/b555765.html
東日本大震災で被災した仙台湾岸で10年間にわたって実施されてきた「砂浜海岸エコトーンの調査・保全活動」と、「ふるさと・里浜の復興まちづくり支援活動」のエッセンスをとりまとめた、『大津波と里浜の自然誌』が刊行されます。
動植物や歴史、コミュニティ、津波防災、景観を研究してきた専門家、自然環境の保全・利活用に携わる市民団体、ふるさとの復興を主導する地域住民など、22名の関係者が集い、中高校生のみなさんにも手に取っていただけるように執筆したものです。
ぜひ、ご覧下さい!
『大津波と里浜の自然誌』の書誌情報へのリンクは下記のとおりです。
| 水辺の植物におおわれた水たまり(2014年7月2日撮影, 以下同じ) |
| まだ完全には色づいていないキイトトンボ |
| ドジョウの幼魚。在来種か外来種かは今後の宿題 |
| 広い草地の中の水たまり。ここにもドジョウが |
| ハラビロトンボの♂。♀は黄褐色 |
| 木漏れ日の差す林床にいろいろな広葉樹が葉を広げている(2014年7月2日撮影, 以下同じ) |
| 咲き始めのカワラナデシコ |
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| クロコウスバカゲロウ幼虫の巣 |
| ハマベアワフキ。近づくと向こう側に回り込んでしまう |
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写真1 岡田新浜・南蒲生海岸(南北およそ1.9km)で実施されたビーチクリーンアップ. 青空の下, 潮風と砂の感触, ちいさな生きものの存在を楽しみながらの活動となった.
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写真2 拾い集めた人工漂着物の種類はさまざま. しかも, 4トントラック5台分にもなった(撮影: 国土交通省仙台河川国道事務所).
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写真3 長い時間をかけて, 海岸林を築いてきた新浜集落の皆さんが建てた愛林碑. 森づくりの苦労とそれを成し遂げた誇り, 恵み多い森への感謝, そしてふるさとの海辺への愛着が綴られ, その想いは今も受け継がれていた.
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写真4 大津波が攪乱した砂丘では, ふるさとの海辺を代表するハマヒルガオやコウボウシバ, ウンラン, ハマ二ガナといった砂草が,「みどりのカーペット」を織りなすまでに復興していた.
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| 第4回フォーラムの様子(2014年1月25日) |
| 震災後2ヶ月が経過したサイト内の湿地周辺(2011年5月14日) |
| 震災後3ヶ月が経過したサイト内の湿地周辺(2011年6月10日) |
| 震災後2年4ヶ月が経過したサイト内の湿地周辺(2013年7月7日) |
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| 開花したヤマザクラ(2013年4月28日) |
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| クロジ(2013年4月28日) |
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| 津波で倒されたクロマツの樹冠や根から構成される,クロジが利用した環境(2013年4月28日) |
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| 何者かによる食痕(2013年4月28日) |
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| サクラの枝の食痕とスケールのボールペン(2013年4月28日) |
| 受賞記念講演(2013年2月3日) |
| 授賞式会場となった大正記念館(2013年2月3日) |
| 清澄庭園のフクジュソウ(2013年2月3日) |
| 第3回フォーラム会場の様子(2012年12月16日) |
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| ポスター会場の様子(2012年12月16日) |
| 総合討論の様子(2012年12月16日) |
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| 写真1. 仙台市南蒲生の鳥瞰.Google Earthの東日本大震災直後の画像. |
| 写真2. 写真1で「櫛の歯」状に樹林が残存している「内陸側の壮齢海岸林エリア」の状況. (2011年4月撮影) |
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| 写真3. 写真1でほぼすべてのクロマツが幹折・枯死した「貞山堀東側の若齢海岸林エリア」の状況. (2011年6月撮影) |
| 哺乳類の巣穴?(2012年9月22日) |
| 哺乳類の糞(2012年9月22日) |
2012年9月8~10日、日本緑化工学会・日本景観生態学会・応用生態工学会の合同大会(ELR2012)が東京農業大学世田谷キャンパスで開催され、参加・発表してきました。
※ELR2012ポスターへのリンク(pdf)
これら3学会はいずれも、「健全な生態系の持続・修復を視野に入れた国土のプランニング」を、学界・行政・市民の連携のもとで推進することをめざしており、今大会のメインテーマは東日本大震災に焦点をあてた「災害と自然再生」でした。口頭・ポスターによる多数の研究発表とともに、9日午後にはおよそ4時間にわたる公開シンポジウム「災害と自然再生」が、そして10日午前には「共同による震災後の生態系変化の把握 -調査データの集積と共有を可能にするプラットフォームづくりをめざして-」と題する研究集会が開催されました。
| 研究集会での発表の様子(2012年9月10日) |
私たち南蒲生/砂浜海岸エコトーンモニタリングネットワークのメンバーも、一般講演や研究集会で調査成果や復興事業にかかわる課題について発表し、全国から参集した専門家・NPOの皆さんと情報・意見交換を行うことができました。
なかでも公開シンポジウムとその後の懇親会で、林野庁「東日本大震災に係る海岸防災林の再生に関する検討会」や、国土交通省「河川・海岸構造物の復旧における景観検討会」に関わった方々から、お考えをお聞きすることができたことは有意義でした。そして、共通する見解は、「昨年度、検討会がとりまとめた内容は、理念と指針、断面形の復興モデルである。それを被災地で具現化する、すなわち設計図として平面に落とし込む際には、住民の方々の意向や地域の自然環境に配慮した丁寧な議論・手続きが不可欠である。」というものでした。
仙台湾岸で活動している私たちは、(1)自然環境要素の変化をきちんとモニタリングして、すばやく公開するとともに、(2)事業を担当する行政機関、被災地の住民の方々、そして日本中の専門家とますます強い連携を構築しながら、未来世代の評価に堪えうる「ふるさとの海岸エコトーン・海岸地域」の復興を支援したいと、決意を新たにしているところです。
Y.H.
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| ライトトラップ(2012年8月13日撮影) |
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| 飛来した昆虫(2012年8月13日撮影) |
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| コガネムシの仲間(2012年8月13日撮影) |
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| 開花中のハマヒルガオ(2012年6月23日) |
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| ミドリバエを抱えて巣口に戻って来たニッポンハナダカバチ(母バチ;2012年8月22日) |
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| 営巣地付近の様子.およそ30巣が確認された(2012年8月22日) |