2012年6月27日水曜日

南蒲生砂浜域での植物・昆虫調査

先週末(6月15〜16日)と今週末(6月22〜24日)の2度にわたり,南蒲生の砂浜域で植物や昆虫の調査をしてきました.メンバーはIさん,Kさん,Sさん,4名の学生と私です.
旧堤防背後の窪地にて植生と昆虫の調査(2012年6月23日撮影

旧堤防付近から汀線を望む(2012年6月16日撮影)


先週末はあいにくの天気のなかの調査でレインウェアの中まで濡れてしまいましたが,今週末は幸い天気にも恵まれ,メンバーの数名は日に焼けていました.

今回,我々が調査した範囲では,コウボウムギやコウボウシバ,ハマニガナ,ハマニンニク,ウンラン,ハマボウフウなどが確認されました.調査範囲を少し外れたところではハマナスも確認されています.

ほかにも希少な昆虫なども確認されており,津波による大規模な攪乱から1年以上が経過していますが多くの生き物が砂浜海岸に戻りつつあるようです.

M.T.


調査風景(2012年6月23日撮影)

開花しているコウボウムギ(2012年6月16日撮影)

ウンラン.ハモグリバエの穿孔痕がある?(2012年6月16日撮影)

地下器官から再生したハマニガナ(2012年6月16日撮影)

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